ふたり。
私はあなたを忘れた事はない。
「ごめんね」を言う事は出来なかったけど。
あなたはいつも笑顔を見せてくれていた。
私は日々何も出来ないまま終わる。
あなたという大切なものを守る為に。
そのためなら私はなんにだってなります。
運命は変えられないものなのかもしれない。
でもこの運命はあまりにも悲し過ぎる。
あなたは何も悪くはないのに。
全ての哀しみは全部あなたが背負ってる。
今度いつかがあったら必ず言おう。
「ごめんね」精一杯の気持ちをあなたへと。
この月をあなたも見ているでしょうか。
「ごめんね」も言えない私を許して。