1話 過去と出発
とある村・・・
子供「うわぁぁぁぁん!!僕の家がぁぁ・・・母さん!どこ?」
魔王「死んでしまったよ・・・かわいそうに・・でも、この目、この泣きじゃくる顔最高だぁぁぁ!!」
子供「母さんを返せ!」
魔王「無理!返してほしければ私を倒せ!そうか、殺しちゃったんだ!じゃあ返せないよ。だけど、君は生かしといてあげよう。復讐する心を持って私にいどめ!そして、私を殺せ!わはは!」
大人「俺はトウキ。さっきの子供。旅をしている。しかし・・・餓死しそうです・・・」
トウキ「腹減ったし、誰か食い物プリーズ!誰もいるわけねえよなあ・・・だって砂漠のど真ん中ですから・・・(悲し!)」
トウキ「ちなみに水は俺の属性の効果で水いらず便利!欠点は、電気が辛いね・・・よって俺は水属性!」
旅人「のどがカラカラ+腹減り、死にそう・・・飯の時間だ。いただきます!・・・あれ、弁当が無い・・・」
トウキ「悪い。もらった」
旅人「ガーン」
トウキ「お礼といっちゃ何だがほれ、水をやるよ」
旅人「マジすか!?って飲んでいいの!!」
トウキ「あたぼうよ!あんたどうして旅してるんだい?」
旅人「プハァ!えーと、魔王に復讐するため」
トウキ「お前どこから来た!」
旅人「えーと、シード村」
トウキ「つい最近魔王に襲われた村だな」
旅人「あんたは?理由あんだろ」
トウキ「同じく・・・おい、いっしょにいかねえか!魔王たおしに!」
旅人「うん。いこう!名前は?」
トウキ「俺はトウキ」
旅人「僕はトキ」
トウキ「名前にてるなあんたとはうまくやっていけそうだぜ」
トキ「同感」
トウキ「じゃあトキ早速行くぜぇ!」
トキ「うん。ところでトウキって何属性?」
トウキ「水。トキは?」
トキ「時属性」
トウキ「聞いたことねえな・・・特殊?」
トキ「うん」
トウキ「じゃあ、いくか」