第三話「スマッシュ登場」（後編）

前回のあらすじ　　　　「スマッシュ」という名のチャオが登場。その一方で暗い表情をうかべるチャオル。はたしてこの先、どうなるのか・・・・・・・。――――――――――――――――――――――――――――――――
　ナイト　「・・・いいんだ・・・チャオル・・・。」
　スマッシュ　「悪いがその話はそこまでだ！」
ザッ！（スマッシュはいまにも走り出しそうな構えをしている」
　ナイト　「なにを！！」
　スマッシュ　「なにをって。そう、俺はお前らを倒す！」
ダダダダダダー！（スマッシュは走り出した）
　ナイト　「やめろ！！」
ヒュン！　
　ナイト　「なに！高速移動だと！！」
ヒュン！ヒュン！ヒュン！ヒュン！
　ナイト　「くそっ！みきれねぇ！」
シュッ！（スマッシュはナイトの後ろに出た）
　スマッシュ　「いっきにいくぜ！「連続アッパー！！」
スマッシュは高速で、連続のアッパーを繰り出す
　ナイト　「うわああ！」
ドッ！（ナイトは吹っ飛んだ）
　ナイト　「・・・くそっ！こっちもだ！必殺「シャインスラッシュ！！」
（ナイトは「エクスカリバー」に光を吸収し、その光でスマッシュを斜めに切り裂く）
　スマッシュ　「ぐわああ！・・・くっ！・・・てめぇ！」　
スマッシュはもう一度構えている
　スマッシュ　「もう一度だ！「連続アッパー！！」
　ナイト　「またかっ！くそっ！かわしきれねぇ！」
ゴォォオオ！（最初のアッパーがナイトを襲おうとしている！）
　ナイト　「うわああ！」（ナイトは目をつぶった）
　スマッシュ　「とどめだー！」
キーン！！
　ナイト　「・・・チャオル！」
　スマッシュ　「なにっ！！」
　チャオル　「やめてください。スマッシュさん！もうこれ以上やっても無駄です。」
　スマッシュ　「なんだと！」
　チャオル　「スマッシュさん。貴方が私達を倒そうとするのは貴方のかってですけど、私達は、もう決めたんです。」　
　ナイト　「レッドメア」を、そう、三年前に倒せなかったあいつらを倒すとな！」
　チャオル　「それに、「チャル」のかたきをうつために！」　
　スマッシュ　「・・・「チャル」そうか、あいつはお前の・・・・・」　
　ナイト　「・・・恋人さ。三年前の「あの日」から姿を消した・・・」　
　チャオル　「・・・・・・・・・」
　スマッシュ　「やはりな。」　
　チャオル　「やはりな。」って貴方「チャル」のこと知ってるんですか！」
　スマッシュ　「ああ。やつは三年前に俺達の所に連れてこられたんだ。なぜかは知らないが・・・」
　チャオル　「やっぱりそうでしたか・・・・」
　スマッシュ　「やつはそれからずっとそこにいた。・・・・俺はその「チャル」の世話をまかされていたんだ。」
　チャオル　「・・・だから「チャル」のことを・・・」
　スマッシュ　「そう。でも「チャル」は決してお前の名は口にださなかった。」　
　チャオル　「・・・・・・・・・・そうですか・・・・・・「チャル」・・・・」―――――――――――――――――――――続く