第五十話 ゼムスのテスト 防御編
グラウス「想い・・・・それが自分を強くする・・・・・・・!」
グラウスは気付いた。今までなにを想えばいいか、それをわすれていた事に
グラウス「俺の想うべきものは両親だったな」
ゼムス「やっと気付いたか」
グラウス「俺は両親の事を強く想ってなかったから俺は弱いんだな」
ゼムス「想うべきものを見つけたのならば、来い!!」
グラウス「父さんの技・・・・ライト・コア!!!!」
その時グラウスの剣が激しく光った
ゼムス「その意気だ」
グラウス「うあああああああああっ!!!!!!!!!」
そしてグラウスは投げた
ゼムス「しかし・・・・・・・私もシェルグとマルルの子とは忘れていないだろうな!!弟よ!!!!」
ゼムスはグラウスの剣を受け止めた
グラウス「やっぱり・・・・・・・・」
ゼムス「私は・・・・・・・親への想いは誰にも負けぬ!!!」
ゼムスは剣を弾いた
グラウスの剣は回転しながら落ちてきた
ゼムス「弟よ、それでいい。しかし想いを鍛えるためにイメージトレーニングをすると良い」
グラウス「うん・・・・・・・」
グラウスは地面に刺さった剣を拾った
ゼムス「さて・・・次はさっきの逆だ」
グラウス「と言う事は俺が防御するのか?」
ゼムス「そうだ。いくぞ」
ゼムスはグラウスの後ろに高速でまわりこんだ
グラウス「どこだ!?」
ゼムス「気配で読み取れ!」
グラウス「!!!!!」
グラウスはギリギリで防御した
ゼムス「なかなかやるな。だがこれはどうだ?」
ゼムスは正面から激しい攻撃を繰り返した
グラウス「くっ・・・・・・・・」
ゼムス「力をゆるめるな!攻撃に耐えて強化しろ!」
グラウス「く・・・・ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ・・・・・・・」
ゼムスの攻撃はとまらない
グラウス「も、もうだめだ・・・・・・」
グラウスの剣は弾き飛ばされ、ゼムスはグラウスの首に剣を近づけた
グラウス「うわっ・・・・・」
ゼムス「もしこれが敵だったら問答無用で首を刺すぞ?」
グラウス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ゼムス「どっちも不合格。最後にサインと戦うのだ」
グラウス「ええ!?」
サイン「俺とお前どっちが強いか決めようぜ!!」
グラウス「わ、わかった・・・」
その時サインの槍が盾と剣に分かれた
グラウス「な、何だ!?」
サイン「俺の武器は自由自在!!さあいくぜ!!」
フラッシュ「自由自在の武器・・・・・・」
フラッシュは自分のホーリーリングを見つめた
続く!!