3rd 魔王の誘惑

クロス「次元魔王!?なんだよ、それ!」

ネイチャー「かつて、次元を越えられたとされる、魔王チャルテのことよ!」

魔王チャルテ「ガァァァァァァァ!!」

レイラ「これは!?様子がおかしい!!」

魔王チャルテ「・・・!フフフ、やっと遭えたな。我が友よ、そして我が宿敵、ストラトス!!!」

クロス「はぁ!?何言ってんだよ!俺はクロスだ!お前の言うストラトスとかいう奴とは違う!」

魔王チャルテ「・・・何だと?ふむ、そう言われてみると少し顔つきが違うな。」

レイラ「魔王チャルテ!大人しく渦に戻りなさい!」

魔王チャルテ「おやおや、誰かと思えばいつぞやの軟弱戦士の娘じゃあないか。魔王の再来を祝いに来てくれたのかな?」

レイラ「黙りなさい!裏切り者!」

ネイチャー「次元魔王チャルテ・・・」

魔王チャルテ「ところで、ストラトス、じゃ無かったクロス君。君は何か夢や野望はあるかね?」

クロス「ん、ああ、一応あるけど・・・」

魔王チャルテ「ならば私と共に次元を超えて世界を我等のモノにしないか?君が私と組めば、あっという間に世界は我等のモノだ!どうだね?」

クロス「・・・・・・」

ネイチャー「クロス!そんなのダメだ!」

クロス「・・・ああ。誰がお前のような奴と組むかよ!」

レイラ「交渉決裂ね、チャルテ」

魔王チャルテ「・・・そうか。なら、いずれお前は大きな障害になるだろう、今のウチに殺しておこうか」

クロス「お前に殺せるもんなら殺してみろ!」

魔王チャルテ「良かろう。私の地獄を見せてやろう」

続く!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第123号
ページ番号
3 / 3
この作品について
タイトル
【クロス・ワールド ~星が望んだ未来~】
作者
クロス
初回掲載
2004年7月9日