7話輪が三ツでアメンボウ

俺が、のんきにタバコふかしてたときだ・・・

?????「いやあ、あんさんいいですなあ。
      これから兄貴って呼んでいいでしょうか」

チャノル(初めて会ってその言い方は何だよ)

?????「兄貴~ウチにもタバコ
      分けてくだせえな」

チャノル「ほい」

チャノルは、タバコ一箱とライターを投げる。

シュボ!

?????「あち!あちち!!
      ふう・・・兄貴みたいにうまく吸えマへんなあ」

チャノル(きやすく呼ぶなこのアホ)

フッ!

?????「きれいな輪ですな・・・
      これは兄貴との友情のあかしや」

チャノル(何言ってんだか)「輪ッ輪ッ輪ァ~輪が三ツ!」

チ~ン・・・

チャノル「ん?おい、どうしたんだ?おい」

し~ん・・・

チャノル「ひょっとして・・・」

チャノルは、ある事を思いついた。

チャノル「お前の名前はアメンボウだ」

アメンボウ「・・・・・」

チャノル「おい、アメンボウ。お池を
     すーいすいだぞ、すーいすい」

ボチャ!

アメンボウは池に落ちた。

アメンボウ「すーいすい。すーいすい」

チャノル「あはは!こりゃ愉快!」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第120号
ページ番号
8 / 14
この作品について
タイトル
超霊チャオ、チャノル
作者
もぐもぐら(木琴)
初回掲載
週刊チャオ第118号
最終掲載
週刊チャオ第124号
連載期間
約1ヵ月12日