16話 ライラル登場?! 後編
ライラル「さっき忠告しただろ・・・ちょっとは口をつつしんでくれないかな・・・僕はなまいきな奴は大嫌いなんだ・・・。それにお前やチャオチャオには用はない・・・僕は彼ら達と話をしてるんだ。ちょっとだまっててくれな
いかな?」
ライラルはチャニム達をまるで相手にしていないかのような口調だ。
エディン「それ・・・あんまりじゃない・・・用がないからって・・・チャニムに危害をくわえるなんて・・・」
エディンの声には怒りがこもっていた。
さっきのルイスのことといい・・・チャニムのことといい・・・
私達にとっては絶対許せる行為ではなかったからだ!!
ライラル「おっと!!怒ってもらっては困るよ。僕はだた君達の話がしたかっただけなんだから・・・。」
ライラルはエディンをなだめるようにしていったようだが、
今の私達にとってそれは逆効果だった!!
エディン「じゃあなんでチャニムに危害を加えるのよっ!!許せない!タイムアロー!!」
フライヤ「エディンやめて!!」
私の声も虚しくエディンは弓矢を出してライラルに攻撃を仕掛けた。
だが・・・ライラルはその攻撃には同じなかった。
ライラル「あ~あ・・・ここは短気なやつが多いナァ・・・ま、ちょっと静かにしてくれよ・・・」
エディンの放った弓矢がライラルに当たりそうになったその瞬間、
パンッ!!
エディン「え?」
そんな音がしたかと思うと、エディンが放った矢はライラルに吸収されてしまった。
エディン「どうして・・・」
ライラル「君に危害を加えるつもりはないさ。貴重な時を属性のチャオだからね・・・僕は今日は君達にあいさつをしにきただけさ!!だって名前も顔もしらないやつから狙われてるって気分悪いだろうからね、ちょっとしたあいさつさ・・・」
う・・・たしかにそうかも・・・
名前も知らないやつから狙われるのはちょっとごめんだわ・・・。
ライラル「ま、僕の目的は教えられないけどね・・・。とりあいず君達は無駄なあがきでもしてみたら?地上をもとにもどすためのね・・・ふふ・・・」
な・・・無駄なあがき・・・
私の怒りは完全に頂点に達していた!
フライヤ「そんなこと・・・やってみなきゃ分からないじゃないっ!!それに・・・その口調からして・・・地上をあんなにしたのは・・・貴方なの?!」
ライラル「そーだね~僕がやったといえばそうなのかな?やりにいったのは僕じゃないけど・・・ま、いっか。今日はこれくらいで帰るよ。せいぜいガンバッテね。」
クスクスと笑いながらライラルはどこかへいってしまった。
ライラル・・・最低なやつね!!
チャニムに危害を与えるし・・・
まるで私達をもてあそんでいるようにしかみえない!!まったく!!
ああいうタイプキライだわ!!
チャライン「でも・・・」
チャラインはなにか思い残ったことがあるかのようにつぶやいた。
「あいつなんでオレ達をねらってるんだ?」
続く☆