CHAO WARS EPISODE 9 週刊チャオの夜明け
あの大人気シリーズ最新作にしてシリーズ最終章がついに公開!
『CHAO WARS』が最初に公開されたのは、1999年。
なんと20年もの長い歴史を持っているのです。
その歴史を紐解いてみましょう。
1998年12月23日に発売された伝説のゲーム「ソニックアドベンチャー」。
その発売と同時に開設された掲示板こそが、「CHAO BBS」でした。
そこではチャオ小説という、チャオを登場させた小説を書くことが流行し、一つの大きな文化になりました。
掲示板システムの治安維持及び、チャオ小説文化の発信源として機能するべく誕生したのが、みなさんご存知の「週刊チャオ」です。
週刊チャオが生まれたのは1999年1月末の出来事でした。
数々のチャオ小説が投稿される中で、一際人気を集めていた作品がありました。
それこそがスマッシュ先生の手掛ける『CHAO WARS』シリーズだったのです。
1999年公開 『CHAO WARS EPISODE 4 新たなるチャオ小説』
「キャプチャーと共にあらんことを……」
物を浮かし、さらには吸収をするキャプチャー能力。
チャオの不思議な能力をフィーチャーした上で描かれた壮大なSF的世界観は、当時のチャオラーに驚きをもって迎えられました。
このシリーズの影響を受け、SF的な設定を取り入れたチャオ小説は主要なチャオ文学理論として広まります。
SF的チャオ小説は1999年当時のみならず長きに渡り愛され、多くの読者をとりこにした『海上の冒険』もこの文学理論の流れを汲んでいると専門家は語っているのです。
そんなチャオ小説を書いたスマッシュ先生は凄いですね!
2000年公開 『CHAO WARS EPISODE 5 公式の逆輸入』
『CHAO WARS』シリーズには魅力的なキャラクターやアイテムが登場します。
オモチャオの「2B-DX」や、テイルスチャオの仮面をつけた悪役のダークチャオ「ダーチャ・テイチャ」は読者の大きな人気を呼びました。
さらにはチャオがキャプチャーすることで光の剣となるカオスドライブと、それによるバトルは人々を熱狂させたのです。
しかしここに意外な事実があります。
『ソニックアドベンチャー2』や『ソニックアドベンチャー2バトル』からソニックシリーズを始めた方は知らなかったことでしょう。
オモチャオや、ダークチャオ、テイルチャオといったものは、『ソニックアドベンチャー』には登場していないのです。
発祥は『CHAO WARS』であり、シリーズの人気キャラやアイテムが後に公式に逆輸入されることとなったのです。
『CHAO WARS』によってゲームのチャオの遊びまで広がってしまったのです。
スマッシュ先生、なんて凄いんでしょう!!
2001年公開 『CHAO WARS EPISODE 6 チャオラーの帰還』
週刊チャオは2000年に休刊してしまいました。
それによって話題を失ったチャオラーたちは、掲示板から去っていってしまいます。
しかし多くのチャオラーを掲示板に呼び戻す出来事が起こります。
それこそがシリーズ三部作の完結編、『CHAO WARS EPISODE 6 チャオラーの帰還』でした。
さらに『ソニックアドベンチャー2』の発売の影響もあり、週刊チャオ復活の機運が高まっていきます。
『CHAO WARS』はもはやチャオラーの中核を成すと言っても過言ではない存在になっていたのです。
人々の熱を高めるスマッシュ先生、素晴らしすぎます!!
2003年公開 『CHAO WARS EPISODE 1 シャイニング・チャオラー』
『ソニックアドベンチャー2バトル』の発売を受けて、「CHAO BBS」の利用者は爆発的に増加します。
ついに週刊チャオも復刊し、人々は平和なチャオラー生活を取り戻します。
そして、新たな才能が次々と現れていく2004年。
それに先駆けて待望のシリーズ最新作が投稿されたのです。
今まで公開されたエピソードの前日譚たる物語。
革新的な技法で描かれた、ファンタジー風味の冒険ものが若い世代に大ヒットします。
これに影響され、数多くの冒険小説が週刊チャオに投稿され、多くの若いチャオラーの才能が開花しました。
このことからスマッシュ先生は「覚醒に導く者」と呼ばれるようにもなります。
スマッシュ先生って凄い!
2005年公開 『CHAO WARS EPISODE 2 週チャオ作家の逆襲』
週刊チャオは危機に陥ります。
初期の「CHAO BBS」から参加していたメンバーが減少していったのです。
残った初期メンバーの負担が増え、週チャオの運営は困難になっていきます。
しかしながら新しい世代が週刊チャオを守るために立ち上がります。
この美しい文化を終わらせるわけにはいかない。
新しい世代のチャオラー全員がその思いを抱き、一致団結に至るきっかけを作ったのが、この作品でした。
『CHAO WARS』は常にCHAO BBSと週刊チャオを導いてきたのです。
スマッシュ先生、なんて凄いんでしょう!
2008年公開 『CHAO WARS EPISODE 3 メンテナンスの復讐』
CHAO BBSはメンテナンスに入ったまま、書き込みが出来なくなってしまいます。
それは実質的なCHAO BBSの閉鎖を意味していました。
もうチャオ小説は終わりなのか。
不安を抱くチャオラーたちに光が訪れます。
それはもちろんスマッシュ先生の『CHAO WARS』です。
これによってチャオラーたちは再起を誓うのでした。
スマッシュ先生、凄い、凄いですよ!
2011年公開 『CHAO WARS EPISODE 7 週チャオ作家の覚醒』
2011年に公開されたシリーズ最新作。
これは週刊チャオに大きな影響を及ぼします。
この次の年、2012年には小説の技量を磨くブームが起こったのです。
そのブームを生んだのが、『CHAO WARS』です。
純文学の文章を取り入れた全く新しい文章表現は、年齢層の上がったチャオラーを魅了したのです。
凄い、スマッシュ先生!
2015年公開 『CHAO WARS EPISODE 8 最後のチャオラー』
2015年はチャオ小説がほとんど公開されない1年でした。
しかしその最後に登場した衝撃の作品が『CHAO WARS』だったのです。
これを受けて、人々のチャオ小説熱が再燃。
100人の新たなチャオ小説作家が登場しました。
新しい作家を生み出すなんて、凄いです、スマッシュ先生!
そして2019年、ついにシリーズ完結作が投稿されます。
『CHAO WARS EPISODE 9 週刊チャオの夜明け』で、どのような終わりを迎えるのでしょうか!?
ヒーチャ「僕のスーパーキャプチャーでお前を倒すチャオ!!」
メンテナンス「なにっ、100個のカオスドライブを一気にキャプチャーするだと!?」
ヒーチャ「これはみんなから受け取ったカオスドライブだチャオ!」
メンテナンス「や、やめろーー!」
ヒーチャ「アルティメット・カオスドライブ・セイバー・ジャム・チャオ・ガーデン・ヘル・メタル・クラッシュ・ブレイド・ランナー・ゾーン・スラッシュ・アルティメット・アナザー・アフター・オンライン・ドリーム・つづきから!!!」
ズバシャアアアアア!!
こうしてCHAO BBSのメンテナンスは終わり、再び掲示板に書き込める日々が戻ってきました。
そして週刊チャオも同時に復活を遂げたのです。
今では1億人の日本人が週刊チャオに作品を投稿しています。
やっぱりスマッシュ先生は凄い!!!