第74話・沈黙が多い会話
何でも、計画通りにはいかない。
それが、運命だから。
計画通り行かないのがもしかしたら、人生かもしれない。
予想して、当たることは一種の奇跡かもしれない。
倒すか、倒されるか、弱肉強食と化した世界。
倒されないように、仲間を作り、友情を育む。
だが、もし、仲間の一人が裏切ったらどうなるだろう。
物語を読んで、最後を想像した時二つの道に分かれる。
答えが合ってるか、合ってないかだ。
さて・・・
今から始まる悲劇、あなたの想像は
合っているか? 合っていないか?
それは、物語が全てを教えてくれる筈・・・
チョーカー「おー、皆お帰りー」
鬼火「おぅ、チョーカー。」
ワンダ「どうぞ、お兄さん方、おしぼりでございます。」
チャック「おぅ、どうも。
いやぁ、お絞りで顔拭くの気持ちいなぁw」
鬼火「オマエはどこぞのおっさんかw」
忍刀「それにしても・・・鬼乱族にもあんな強敵が
いたとは・・・。厄介でござるな」
ディスク「あぁ。戦闘的にも厳しくなるな。」
チョーカー「よし!じゃあ突入しよう!」
皆「・・・・・・・・・・・」
チョーカー「・・・あれ?皆、どうしちゃったのよ?」
チャコ「はぁー。計画性無さすぎ。
強い敵がいる。って言ってるのに
なんで突入なんて言いだすのよ?」
チョーカー「んだから、突入して強い奴等以外を倒そうって
言ってるんだよ!それなら、楽だろ?」
皆「・・・・・・・・・・・」
チョーカー「んだから、その沈黙は何々だって!怖えぇな!
・・・ったく。斬撃守団の三人組連れてマジで行くぞ。
俺は本気だ。遊びで言ってる訳じゃないし、
生半端な覚悟じゃない。行くぞ」
鬼火「・・・・・・・・・・・」
ディスク「チョーカー、だがそれは無理があるのでは?
全員、武器を揃えてないんだし・・・」
チョーカー「フフフ。残念だな、ディスク君!
これを見よぉぉぉぉぉ!」
ピラリ
ディスク「温泉旅館の時の地図じゃないか。」
チョーカー「そうだ。
これはな、神授神器の場所を記した地図だ。」
ディスク「それと、神器とどう関係が?」
チョーカー「ここを見ろ。」
チョーカーの指差した所には、無数のバツが書かれてあった。
ディスク「・・・?沢山の印があるが、どうした?」
チョーカー「そうなんだよ。残りの神器はここにあるんだよ!」
ディスク「なるほど、倒すついでに、じ...」
チャック「神器を取ってくるワケか!」
ディスク(そこ、俺のセリフ)
「・・・・・・・・・・・」
チョーカー「て、事だ。行くぞ!」