第四話 蟻地獄手
歩くこと9時間30分、チャオンたちは流石に疲れているようだ。
チャオン&ギアス「あーー・・・疲れ・・た・・。」
キイラ「そうかい?」
ギアス「お前は幻術で足元無重力にして浮いてるじゃねぇか!(怒)」
キイラ「ハハハ!」
ギアス「何だお前久しぶりに笑ってるじゃねえか。」
キイラ「・・・・・黙れ。」
すると突然ギアスの足元から手が出てきた。
ギアス「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ギアスはどんどん地面に吸い込まれていく。
チャオン「ちょっと!」
キイラは何かを唱えると腕は跡形も無く消えた。
キイラ「ちょっとしたお遊びだ・・・・」
ギアス「あーー死ぬかと思った。」
チャオン「キイラ、何あの幻術。」
キイラ「蟻地獄手相手を地面に埋めて呼吸困難にさせる技・・・」
チャオン「こわ・・・」
ギアス「まあ街はすぐそこです、とりあえず宿を探しましょう。」
そうしてチャオンはロブの街へと行った。