チャオ小説危機管理分析室。

ついに始まったアテネオリンピック。
オリンピックの開会式といえば、どの局も同じ映像を流してたものですが、今回のは某局一局でしたね。
しかも、夜やるんだね。現地時間の。
花火や、ライトアップによる演出。
それは、夜にしか出来ないでしょう。しかし、オリンピックとは、鍛え上げた肉体を戦わせる大会。
な~んかそゆ原点から遠ざかってるような気がするんだよね。

まあなにはともあれ、日本人選手の活躍を期待したいですね。
そして、そんなオリンピックを見て、それをチャオ小説のネタにしようと思う人達も急増することでしょう。
そんな現象の危険性を指摘するチャオもいます。

数々のチャオワールドの戦場を渡り歩いた元傭兵チャオ、チャレンス・リー氏は、次のように語る。


やってまいりましたアテネオリンピック!
開会式を見ていて、チャオ小説のネタがふつふつと湧いてきたヒトも、いるのではないでしょうか?

チャオ小説を書くヒトは、二つのタイプに分類されます。
週チャオがあるから、チャオ小説を書くヒト。
チャオ小説を書きたいから、週チャオに書くヒト。

この二つのタイプは、まったく性質の異なるタイプです。
しかし、チャオ小説を書くときは、チャオ小説とはなにか?なぜ週チャオに書くのか?
その辺りを十分理解していただきたい。さもないと、大変な目にあうこと請け合いです。

かわいいチャオは、ヒトを虜にする魔性を秘めていたりします。
来る日も来る日も、チャオのことばかりを考え、そして、チャオの物語に思いをはせる。毎日。
そうして出来上がったチャオ小説を、週チャオに載せる。
しかし、そこに思わぬ落とし穴が、あるのです。
物語とは、完結させるまで続くものです。
つまり、一度書き始めたのなら、その世界観とずっと付き合い続けなければならないのです。完結させるまでです!
それは、時には重荷になるわけです。
ネタ詰まりに苦労したり。そして、その結果あまり内容を吟味しないまま、中途半端な作品を載せてしまう。
これでは、せっかくのチャオ小説の世界観が、台無しです。
いいですか。
別に、週チャオに載せることで原稿料がもらえる訳では、ありません!
単なる個人的趣味に他ならないのです。
しかし、世界各国に作品を発信するのですから、出来が悪いと感じたら、一週見送る覚悟も、必要なのです。



以上のことを踏まえて、是非!
週チャオに載せる作品は、完成度を高めてから、載せていただきたい!と!!

この作品について
タイトル
チャオ小説危機管理分析室。
作者
あさぼらけ
初回掲載
週刊チャオ第128号