~プロローグ~

チャオはこの世界から消すのだ!
この世界は我等人間達のものだ!
人間達はチャオ達を虐殺、魔力のある人間はチャオの封印を行い、
この世界からチャオ達を消したのだ。
だが、世界のとあるグループは、極秘で数匹のチャオを
生かしておいた。
世界の支配に利用できると判断したチャオを・・・。
実は、チャオをこの世界から消そうという行動が始まった時、
逃げ出したチャオ達がいた。まだ小さなピュアが・・・。
そのとき、そのことは人間達は知らなかった。
いや、知っていたのかもしれない。

そして数十年後。
昔のことは、もう、無かったことのようになっている。
だが、悪はまだ残っていた。一般には知られていない研究組織が在った。
その組織は、チャオの能力や生命エネルギーといったものを利用して、
恐ろしいものを造ろうとしていた。
それは・・・戦闘兵器、破壊兵器といったものだった。
―普通にチャオを集めても面倒だ。そうだ、カオスチャオがいい。
普通のカオスチャオではなかなかむずかしいな。・・・そうだ。
カオスチャオでなくても、野生で育つチャオはかなりの生命力が
あるだろう。捕まえろ!カオスチャオならなおさらだ!!

この作品について
タイトル
カオス・エネルギー
作者
マロチャム
初回掲載
週刊チャオ第118号