第1話・雨の七夕(後編)
7月7日AM.8:34
今日は晴れ
ヨイコ「スラお早う!飾り作ってき・・・うわ!すご!」
ズラララララララララララララララララララララララララララララガシャッ(飾りの音
スラ「あ゛~面倒くさかった。2度とこんな事やりたくない」
ヨイコ「かなり沢山作ってきたね・・・とにかくお疲れ!」
スラ「8割はシャドウとルージュに手伝ってもらったけどな」
ヨイコ「はぁ!?」
ヨイコ「・・・・それで、笹はどうする?」
スラ「なんだ、グリーンフォレストから取って来たんじゃなかったのか、まったく」
ヨイコ「取れねーッつーの。てゆうか本気で期待してて言ったの!?」
スラ「そんじゃ、ナックルズに頼むか?」
ヨイコ「え?でも今ナックルズはエメラルド探しに没頭中だからソニックに頼んだ方がいいかもよ」
ピピピピッピピピピッ・・・ガチャッ
ナックルズ「誰だ?」
スラ「あ、ナックルズか?今すぐ笹取って来い」
ナックルズ「いや誰?笹って?え?」
スラ「取ったらすぐにチャオガーデンに持ってこい。いいな?24時間内に持ってこなければお前のマスターエメラルドに仕掛けた燃料気化爆弾が爆発するぞ」
スラ「トレジャーハンターの腕前、見せてくれよな☆(裏声)」
ナックルズ「いやだから何?誰?ソニック?なんで笹持っていく必要があるんだよ!オイ!聞いてる!?つーかマスターエメラルドに燃料気化爆弾!?」
ガチャッ プーップーップーップッ
スラ「これからナックルズが持って来るそうだ」
ヨイコ「人の話聞いてた!?」
約7時間後
ナックルズ「何だよお前等だったのか・・・デカイ笹無かったから、ちっこいの持ってきた。」
スラ「・・・・・・・・・・」
スラ「トレジャーハンターの腕前、見せてくれよな☆(裏声)」
ナックルズ「もう一回探せってか!?あぁ!?これでも死ぬ思いで探したんだぞ!!」
スラ「はいはいどーもどーも。つーか遅すぎだよ。ちなみにマスターエメラルドに燃料気化爆弾なんて付いてないから。安心しろ」
ナックルズ「何だとォォォォォ!?こんのっ自己中心的生命体がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!俺は帰る!!!!」
ヨイコ「・・・怒らせちゃったね。(普通爆弾が付いてるか付いてないか確認すると思うけど・・・)」
スラ「アイツは常にキレてる大丈夫だろ」
スラ「つーか小さすぎるじゃねーかこの笹。飾れるか?」
ヨイコ「持ってきてくれたんだから、それくらい我慢しようよ・・・そういやアタシ如雨露持ってるよ。レースで優勝したやつ」
ジャーーーーーーーーーッ・・・・ドン!!
スラ「うわっ!一瞬でデカくなった!なんちゅう不自然現象!!」
ヨイコ「いやコレはゲームでも一緒でしょ・・・とにかく飾ろ!!」
スラ「飾る前に願い事書いた方がいいんじゃね?」
ヨイコ「さっき書いてもらったから、もう揃ってるよ」
スラ「俺まだ書いてない」
ヨイコ「・・・早く書けよ」
5分後
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│
│ダークカオスになりたい
│ スラ
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ヨイコ「・・・・・・・無謀だね」
スラ「今何つった?」
ヨイコ「いや何でも・・・飾るよ」
スラ「飾りっつっても何だよコレ。イカリングばっかじゃねえか。」
ヨイコ「ちょ、喋んな!こっちは慎重に飾ってんだから!!」
ヨイコ「スラも慎重ォォォにやってよ!何かこの笹バランス悪いから!」
スラ「やべっ付けすぎた」
ヨイコ「考えろよ!ああちょっとあっち傾いてきた!数減らして!!」
ヨイコ「うわああっと!!!ちょっとスラ押さえて!!」
ヨイコ「こっちが傾いてきた!数減らすから!」
ヨイコ「ああああヤバいヤバいヤバい!!!倒れる倒れる!!こっちが傾いてきた!そっち数増やして!!」
スラ「うるっせぇんだよ!!!いちいち叫ぶな!!!!無理にネタ作ってる小説と思われるじゃねぇか!!笹なんぞ倒れるワケねぇだろがボケ!!」
バキッ
スラ「ん?」
ヨイコ「・・・・アレ?なんか今バキって音しなかった?」
スラ「・・・気のせいじゃねーか?」
ヨイコ「スラちょっと上見てくんない?」
スラ「上くらいお前も見れるだろ」
ヨイコ「・・・影が動いてるね」
ヨイコ「・・・・・・・・」
スラ「・・・・・・・・」
スラ&ヨイコ「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガドシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
倒れた竹は、スラとヨイコに直撃しました★
10分後
ヨイコ「・・・・最悪だね」
スラ「・・・最悪だな」
スラ「2話が作られる前に消えるんじゃね?俺達」
ヨイコ「とりあえず一番の願いは『連載が続きますように』だと思う」
スラ「どうでもいいだろ」
ヨイコ「・・・・ソニックチームに消されませんように」
終