第26話「悪魔との戦い」(後編)

> マインは、それを止めようとしたが、横から、アゼルの攻撃が当たり、
> 結局、両方当たってしまった。
>
> マイン:横からとは、卑怯だぞ。
>
> アゼルも反発した。
>
> アゼル:うるせえ、味方を守って何が悪い!!
> マイン:み…か・・た。
>
> マインは味方という言葉に何か反応した。
>
> そのころ、僧侶サイラと、クロダミンは
>
> サイラ:おい、兄弟は間だ来ないのか?
> クロダミン:一応よんだのだが・・。まだか

マイン:シャイニング・フィンガー!!!

光に包まれたマインの指がアゼルへ行く!!

アゼル:負けるかー。フレイム・ナックル

アゼルの手が火に包まれ、マインの手へ行く!!

ロバート:俺達も行くぞ、
アパスエ:OK、合体技、サイキック・ブレード

ロバートの剣が、マインに向かい飛んでいく!!!

マイン:白刃取り。

余っていた片手で白刃取りをした!!!
今度はウインディーネが

ウインディーネ:ゴメンね、マイン。ブレス・オブ・フリーザー!!

白い息が、マインを直撃する!!!!!
それと同時にロバートの剣ははじいたが。
アゼルのフレイム・ナックルを受けてしまった!!!

マイン:まだまだ、オレは負けね―。

一方そのころサイラは。

クロダミン:どうやら、来たみたいだな。

クロダミンは、南にある、大きな山を見つめ言った。
もう、太陽は沈み、薄明るい空が、頭をおおっていた。
よく、目をこらすと、向こうの山から2,3匹のチャオがいる。

サイラ:まったく、遅すぎるぜ。

クロダミンが付けたしする。

クロダミン:遅いぞ、イワン!! ブルード!! チャルス!!!

1番2番3番と速く来た順にチャオが言った。

チャルス:参上つかまった。
ブルード:遅れてすまぬ。
イワン:で、用って何だ?

サイラが状況説明をする。

サイラ:光王が何者かにあやつられ、その邪心を我らで浄化しよう。
クロダミン:ってわけだ。

ブルードがあきれながら。

ブルード:ま、良いだろう。あれをやるんだろう。

その言葉にサイラがうなずいた。
そのころマインは、まだまだ、倒れもせず、戦っていた。
しかも、アゼル達が不利な状況にある。

マイン:おい、どうした?もう終わりか。

倒れているズルフェがゆっくりと立ちあがる。
それに続き、アゼル、ウインディーネ、ロバート、アパスエも
いっしょに立ちあがった。

マイン:ほう、まだチカラが有ったか。シャイン・バスター!!!

あれ?黒い光が見えるはずなのに、見えない。
ダレに攻撃が行ってるのかも解らないでいたら。
急にアゼルが

アゼル:おい、気をつけろ、光が空のせいで見えないから。

とズルフェに忠告した。
そうか、もう、空は真っ暗、薄明りは消え、小さな星が
夜空を散らばっている。
そのせいで、マインの攻撃が見えなかったんだ。

ズルフェ:ああ、わかってる。でも攻撃が見えないんじゃどう避けたら良いかわかんね―。

そしたら横から声がした。

???:呪王(じゅおう)マジック参上!!!

手には細い棒を持っている、あれは、昔お坊さんが使っていたのと
同じだ。

アゼル:は?あんたダレだ?

アゼルが質問すると、

マジック:僧侶達さ、オレ達も「マインドユニオン」ができるんだ。さあ、オレから行くぜ。坊牙術!!

あの細い棒から。紙かな?じゅふみたいな物がマインに飛んで行く!!
そして、絡まって、動きを止めた。

マイン:おい、何だこれ? くそ、動きがとれねー。

マジックはやさしい顔でアゼル達に行った。

マジック:さあ、速く、合体技です。皆のチカラを合わせましょう

アゼルは、はい!!と答えて

アゼル:オレに続け! くらえ、邪心を焦がせ、聖なる火!!
ウインディーネ:邪心を凍らせ、聖なる氷!!
ズルフェ:悪を飛ばせ、聖なる風!!
マジック:邪心を照らせ、聖の心!!
ロバート:悪を倒せ、聖なる剣!!
アパスエ:くらえ、聖なるチカラを!!

皆の攻撃が1つに集まった。

6人:ディオス・オブ・ブレイク!!!

1つに集まった聖の攻撃はマインに向かい
フェニックスのような形になり。飛んでいった。

マイン:うあああああ。

その攻撃はマインに直撃した!!!!!
アゼル達は、マジックを残して、バタリと倒れてしまった。
1人1人は口を開いた。

アゼル:はあはあ、くそ、マイン…
ロバート:大丈夫かな?
ズルフェ:たぶん、生きてはいないでしょう。
マジック:あの攻撃だからな。そうだろう。
ウインディーネ:うそ、うそだよ絶対、マインは生きてるよ。
アパスエ:生きてるかもしれないけど。でも・・・・

アパスエは最後まで言えなかった。もう、触れない方が良いようなきがしたのだ。

ウインディーネ:う、う、うわああああ。

ウインディーネはとうとう、泣いてしまった。
アゼル達も、少し泣いている。
皆、マインが生きてない事に気づいている・・・・

マジック:黒いスーツがあった。着ていた者はいなかった。

着ていた者とは、マインの事だ。

アゼル:うう、マイン。お前は死んでも僕の大切な友達さ。
???:勝手に殺すなよ。

アゼルの目の前にマインがいた。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第27号
ページ番号
24 / 24
この作品について
タイトル
チャオのちょっとした物語
作者
音速(ライトスピード)
初回掲載
2002年5月1日
最終掲載
週刊チャオ第27号
連載期間
約4ヵ月10日