チャオガーデンの話
とあるチャオガーデンに、一人の少年と、チャオ達がいた。
このチャオ達は、とっても寝ぼすけ。少年は起こすのに毎日苦労します。
「ほら、起きて。朝だよ。」
・・・なかなか起きそうにありません。と、チャオが寝言を呟き始めました。
「ふぇ~、もう食べられないチャオ~・・・♪ぐ~・・・」
「何でこんな古典的な寝言を・・・?」(汗
仕方ありません。少年は二匹目のチャオを起こし始めました。
「ほら、もう皆起きてるから。一緒に遊ぼう。」(もち、ウソ
・・・なかなか起きそうにありません。と、チャオが寝言を呟き始めました。
「こらぁ~・・・遊ぶ時間は12時から2時半までっていつも言ってるチャオ・・・。」
「それはほめてあげるから、起きてよ・・・。」
仕方ありません。少年は三匹目のチャオを起こし始めました。
「ご飯だよ、早く起きてー。」(木の実片手に
・・・なかなか起きそうにありません。と、チャオが寝言を呟き始めました。
「凄いチャオ、ガーデンにある木の実を全部吸い込んでるピンク玉がいるチャオ・・・。」
「それは別のゲーム会社でしょ・・・?」
仕方ありません。少年は四匹目のチャオを起こし始めました。
「君の好きなテレビ番組が始まってるよ、ほら早くー。」
・・・なかなか起きそうにありません。と、チャオが寝言を呟き始めました。
「偵察任務中だ・・・決して寝てはいないチャオ・・・・・。」
「命を賭けちゃダメだよ?」
仕方ありません。少年は五匹目のチャオを起こし始めました。
「ソニックが来たよ、ほらー。」(ソニック人形片手 略してソ人形
・・・なかなか起きそうにありません。と、チャオが寝言を呟き始めました。
「次世代ソニックにチャオ育成機能を付けろー・・・。」
「そんな事言ったらスタッフが困っちゃうよー。」
仕方ありません。少年は六匹目のチャオを起こし始めました。
「お客さんが来たよ、起きて起きて。」(チャオを出入り口方向に向ける
・・・なかなか起きそうにありません。と、チャオが寝言を呟き始めました。
「今時金を出せとはいい度胸チャオね、このテ○ドン3号で貴様を地の果てに送ってやるチャオ・・・。」
「そんな事すると捕まっちゃうよー;」
仕方ありません。少年は七匹目のチャオを起こし始めました。
「君の大好きなオモチャ買ってあげたよー。」
・・・なかなか起きそうにありません。と、チャオが寝言を呟き始めました。
「最近は少子化が進んでて、赤ちゃんの為の商品も不必要になってしまったチャオ・・・。」
「それは僕じゃなくて大人に言いなさい。」
仕方ありません。少年は八匹目のチャオを起こし始めました。
「ほらほら、町で事件が起きてるって。行ってみようよ。」
・・・なかなか起きそうにありません。と、チャオが寝言を呟き始めました。
「最近のGUNはどうかしてるチャオ。何かに取り付かれてるチャオ・・・。」
「何に取り付かれてるって言うんだい。」
結局、誰も起きませんでしたとさ。