第八話   旅の準備   

チャイ「ところで、ジュエチャを探すっていうのは、どういうことだ?」
チャ「あいつらにさらわれたんだよ。」
チャイ「ふ~ん。・・・って何だと!!」
チャインは驚きを隠せない。
チャイ「ジュエチャを実験台に使うつもりだったのに。」
チャ「オイオイ」
なんてひどい奴だ
チャイ「とにかく、旅にでるんなら、それなりに準備が必要だ。
明日の三時にまたここに集合!!その他の話もその時にしよう。」
チャ「了解!」
クリ「私の事忘れてません?」
チャ「すまん。忘れてた。」
チャイ「おいおい」
チャ「お前も忘れてただろ!」
つっこむチャガット。
チャ「そう言えば、なんかクロミダンと戦ってるとき地面から剣がでてきたけど、
あれは何だったんだ?」
クリ「それなら私です。」
チャ「剣すらもってないのに、どうやって。」
クリ「私、こう見えても、マジシャンなんです!!」
チャ「へ~~。そうだったんだ。」
クリ「この『種も仕掛けも無い杖』でやったんです。」
種も仕掛けも無い杖とは、その名の通り、種も仕掛けもないが、
いろいろなマジックができる。
チャイ「とにかく、三時に集合だ。おくれるなよ!」
チャ、クリ「は~い!」
次の日・・・・・・・・
チャイ「もうすぐ三時か。」
チャインのリュックには、
サバイバルに欠かせない道具がたくさんと、機械が入っていた。
クリ「お待たせ~。」
クリスタルのリュックには、非常食や、ライターと懐中電灯、予備の電池に
『種も仕掛けも無い杖』が入っていた。
そして、
チャ「待たせたな~。」
チャガットの袋には、食べ物、食べ物、食い物、とにかく食べ物がいっぱい入っていた。
チャイ「チャガット、お前の手は今金色に光ってるよな?」
チャ「ああ。すっかり忘れてた」
チャイ「それと似た様な手を持っているチャオが伝説に出てきてる事がわかったんだ。」
チャ「へ~。で?」
チャイ「そのチャオは、全部で十種類の手を使えるとかなんとか。
で、ノーマルハンドっていったら、普通の手になって、ゴールデンハンドって言うと、
金色の手になるんだとさ。ま、こんなくだらない伝説、俺は信じないがな。」
チャ「そうなのか。まあ、とにかく、いこう。」
チャイ「そうそう。左にある飛行機でいこう。あの飛行機はな、ストームボートっていって、・・・・・・
ん?おい、チャガット、まだ乗るな!!微調整がしてないんだ!!」
チャ「そんなこと言ったって、もう離陸ボタン押しちまった!!」
チャイ「何!ヤベエ!!」
そう言うと、乗り込むチャイン。
チャイ「コ、コントロールがきかない!」
クリ「何ですって!」
チャイ、チャ「え、乗ってたの?」
チャイ「もうダメだ!離陸しちまった!!」
チャ「だったら、新しい冒険に出発だ!!」
チャイ「チャガットのアホオォォォォォォ」
こんなんで大丈夫何だろうか?
と言う訳で、第九話、「ブルースとの出会い」に続く。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第48号
ページ番号
9 / 12
この作品について
タイトル
★チャオチャオ★ストーリー
作者
オモチャオγ
初回掲載
2002年7月8日
最終掲載
週刊チャオ第59号
連載期間
約9ヵ月13日