記念すべき（？）第１０話

チャオチャオ大冒険・記念すべき第１０話

あ、本当だ。チャイルスが洞窟の中に駆け込んでく…って追わなくっちゃ！
「追うぞ。」
チャオっち２ってばすごい、見直した。木から木へまるで忍者のようにひらりひらりと飛び移ってく。って私たちも行かなくっちゃ！
「ま、待ってよ！チャオっち２～！」

ふぇ～、デカ～イ！洞窟は大きくって…奥が見えないよぉ。（そりゃそうだ。）この中で何かが起こってる…。何だろう。肝試しかな？（んなわけあるか！）お化け屋敷？（んなはずなかろうに！）なんか変なイメージばっか浮かんでくるよぉ…。怖…くはないけどさ。もしかしてチャオっちがいないから？チャオっちがいないから少し不安なのかな？ま、行くしかない！中に入ってみると改めてその大きさがわかるわぁ…。デカっ！
「チャイルス～！」
「静かに！」
チャオラルってば駄目だぁ…。中にはチャルフっつ～敵もいるかもしれないのにぃ…。に、してもチャオっち２、ナイスフォロー。
「つい…。ばれてないかな？」
チャオラルって鈍感ね。
「に、しても何か寒くない？」
中に入るに従って寒くなってる。気のせいなんかじゃない。チャイルス、平気かなぁ？
「まぁ…。これならチャイルスもそう奥までは行かないだろう。」
チャオっち２、天才的！
「でもチャイルス、少し無理しちゃうところあるから…。」
そっかぁ…。チャイルス、平気かなぁ？心配だよぉ…。敵とはぐれてればいいけどさぁ…。
「姿を見せろ！」
あ、チャイルスの声だ！チャオっち２もチャオラルも気がついたみたい。
「チャイルス～！」
一番に駆けだしたのはチャオラル。
「走ると危ないぞ！」
チャオっち２、兄貴分～♪かっこいい！
「あ、チャオラル！何処行ってたの？」
ってチャイルス、会っていきなりそれかい…。
「はぐれてたんだよ！それよりチャルフって奴は…？」
う～ん、この部屋（正確には場所って感じ…）にはいないみたい…。
「分かんない。逃げられたのかも…。」
チャイルス、特に奮闘した跡は見えないなぁ…。じゃあ今まで何やってたんだ！？おでんでも食ってた？（んなわけあるかい！プパっちの性格が壊れてく…。）
「ダークウインディ！」
あうぁ！黒い強風がどこかから吹いてきたぁ！
「チャルフか…。何処にいるんだか…。」
チャオラルが考えてる…。珍しい…。（禁句）
「そこかぁ！」
ぎょ！チャオっち２、いきなり愛用のマシンガン出して撃ってなにしとん！？マシンガン、小説内使用禁止！（何）
「よくわかったな…。」
当たりはしなかったみたいだけど私たちの目の前にオオカミみたいなチャオが降り立った…。コイツが…チャルフ…。
「ってなぁんだ…。単なるオオカミチャオかよ。」
チャオっち２…でもコイツさっき技使ってたから普通では無いと思うけど…。
「単なるってなんだよ。お前こそ単なるニュートラルチャオじゃんか！」
チャルフって奴、大人げない…。
「ふん。ニュートラルで悪かったな…。」
恐怖、チャオっち２！（謎）
「単なると言ったこと、後悔させてやろうか…？」
チャルフ、迫力ねぇ。（禁句）
「それはこっちのセリフだ…。」
チャオっち２が構えてる！コレは珍しい見物だ…。（やめい）
「行くぜ！ダークウインディ！」
チャルフの技…。悪の強風かぁ…。当たったらどうなるのかな？（変なこと考えるな）
「ファイアドラゴン！（あれ？技、誰かと重なってる？？ま、いっか。【よくない】）」
チャオっち２の技、初お目見えっす！かっけえ！
「やるなぁ…。」
チャオラル、関心…。
「じゃあ私も参加っ！ライトシャインっ！（変な技名…）」
私の技も初お目見えよ♪（キモ）どぉ？感想コーナーで技の感想募集中！（ウソ）
「そろそろ時間だな…。今日はこの辺にしといてやる。」
チャルフも忙しいようで…。ってマテこら、逃げんのか！？…消えちゃった…。
「時間って…何だろう？」
チャイルス、何か不安そうな目つき…。
「と、ところでチャオっちっていないの？」
チャオラル、チャオっちがいないことに今頃気がついたの？遅…。
「ああ、どこかふらついてるだろう…。ま、空手王だし心配する必要はないけどな。馬鹿だし風邪もひきはしないだろう…。」
チャオっち２、そんなこと言っていいのかなぁ？？
「おまえ、今何つったぁぁぁぁぁーーー？」
この声は…チャオっち…。猛スピードで走ってくるぅ！キターーー！
「ほら…な？」
チャオっち２、チャオっちの性格お見通しって感じ。
「お、チャオラルにチャイルス！お久だな！」
チャオっちって鶏みたいね…。だってチャオっち２に悪口言われたこともう忘れてるから攻撃しないんじゃ…？
「さ、早くチャオラとチャオランのとこいこっ！心配してるよ！」

ってなわけで私たちは例のキャンプ場で来ました！チャイルスとチャオラルの話によると４匹で私たちも手続きした宿舎に泊まってるらしい。
「チャオラ、ただいま～。」
「あ、チャイルスぅ～！何処行ってたのぉ！？もう、チャイルスって鈍感だから（気のせいじゃ…？）

(truncated)