チャオ

なんなんだこの生物は!!?
くり型の頭、まるっこい手足。
そのバランスがこの生物の繊細さとかわいさを引き出しているのだ。
かわいいものの法則として
・小さい
・まるっこい
・目が大きい
というものがあったが、それをそのとおりに再現したとすればこのチャオだろう。
まず目に付くのはそこ、かわいいお目目。
しかしよくみれば、頭の上には丸いもんが浮いていたり、
ちっこいけど羽があったりと、"無限の可能性を秘めている"の言葉にふさわしい。
自分がチャオとであったのは、今からちょうど1年半ほど前だったと思うが、そのとき口にした言葉は
「かわいい~」
だった。
今思えばこれは、誰もが感じるチャオへの第一印象なのかもしれない。
第一印象があれば第二印象もある。
チャオにのめりこんでいくにつれ、ますますチャオが魅力的になるのだった。
第一に、その奥深さである。
進化や繁殖、この謎の解明に好奇心を奪われた方々も多いのではないだろうか。
育てているうちに自然と現れるしぐさなどに、ブリーダーはますます心を惹かれた。
今はこちらを見つめているが、ちょっとでも目を離せば遊びだしてしまう。
その無邪気さも、この生物の持つ魅力をいっそう引き立てているに違いない。
そんなこんなで今まではただ単に「かわいい~」だったのが何十倍にも何百倍にも膨れ上がるのである。
なかでも一番の魅力はぷにぽよである。
「触ってみたい!」と思わせる感覚がそこにある。
これでチャオの魅力に磨きがかかる。
チャオに愛を抱くのだ!
これだからチャオはやめられない!!

この作品について
タイトル
チャオ
作者
チャピル
初回掲載
週刊チャオ第162号