全部で１６話目「対決！あくまっこ！ＶＳチャビ」

大木前　チャビＶＳムルル＆オモチャオ

チャビ「いざ勝負！」

ムルルの先制攻撃！

ムルル「ウィンドミル！」

一陣の風がチャビを襲う！

チャビ「ふはは！こんな風ではせっしゃは倒せん！」
ムルル「え！？もしかして効いてない！？」
チャビ「いや、だからそう言ってるではないか。」
ムルル「じゃあオモチャオ！行け！」
オモチャオ「えぇ！？僕が行くチャオ？僕は『力』を持ってないチャオ！いやチャオ！」
ムルル「いいから行ってこい！秘技！オモチャオ投げ！」
オモチャオ「ばいば～い！」

オモチャオがチャビめがけて飛んで･･･いや、投げられた！

チャビ「ふん！こんなチャオのまがい物など、吹き飛ばして･･･」

ゴンッ！
鈍い音があたりに響いた。

ムルル「言い忘れたけど結構重いよ、そいつ。」
チャビ「先に言って･･････。」

チャビは半泣きしている。
しかしすぐに気を取り直した。

チャビ「おのれ！せっしゃを侮辱しよって！成敗してくれる！かまいたち！」
ムルル「かまいたちだって！？真空がどうたらこうたらってアレか！？うわぁぁぁぁ！！」

ムルルをかまいたちが襲った！

ムルル「と、とにかく敵のデータを知りたい･･･こんなときこそ物知り百科事典！ちなみに最新の第１５版！」

ムルルは「ダークヒコウタイプ」で調べ始めた。
チャビは（いったい何をやっとるんだあいつは）と眺めている。

ムルル「なになに･･･『ダークサイドのキャラで世話をし、紫枠の動物やカオスドライブを大量に与えるとダークヒコウタイプになる。』･･･だからなんだ！？･･･ん？」
チャビ「･･･どうした？」
ムルル「『リアラチャオと呼ばれていたが名づけた人も忘れてくれといっているので呼ばないように』だって。」
チャビ「だから？」
ムルル「それだけ。」
チャビ「戦闘を再開していい？」
ムルル「あ、待っててくれてありがと。」

一瞬間があいた。

チャビ「究極奥義でとどめをさしてやる！」
ムルル「どんな技なの？」
チャビ「巨大な風の流れを作り出し敵を粉砕する技だ･･･って、何で言わなければならないんだ。お前といるとペースが狂うな。」
ムルル「やばっ！逃げないと！」

ムルルは大木の後ろに隠れた。

チャビ「無駄だ！大木ごと粉砕してくれる！ウィンドドラゴン！」

バキィィィ！
大木が根元から割れた！ムルルは逃げ場もなく岩にたたきつけられた！

チャビ「うわははは！どうだ！せっしゃの勝ち･･･ん？」

大木がチャビのほうに倒れてきた！

チャビ「うわわわわわわ！わぁぁぁ！」

ズズーン！
チャビは大木の下敷きになった。

オモチャオ「もしや残ったのは僕だけチャオ？･･･すごいチャオ！僕が勝ったチャオ！」
ムルル「ぼ･･･僕もいるよ･･････。ぐふっ･･･。」
オモチャオ「やったチャオ！勝ったチャオよ！偶然の勝利チャオね！」
ムルル「なぁに･･･全て計算済みさ･･････。」
オモチャオ「･･････そうチャオ？」

勝者：ムルル＆オモチャオ