ボク

ボクは幽霊

ボク以外のチャオは

みんな楽しそうに遊んでる

かけっこして遊んでる

サッカーして遊んでる

テレビ見ながら笑ってる

ボクは独り座ってる

何もないトコロに座ってる

ン、ンッ!
咳払いしてみる

誰か気づいたかな?

ゲホッゴホッ!
咳をしてみる

誰か気づいたかな?

ハァー
ため息をしてみる

誰か気づいたかな?

気づくわけないよね

そう

ボクは幽霊

存在してるけど

存在してない

ボクハユウレイノヨウナモノ

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自分がこの世に存在してるのかどうか。
わからなくなった時ってあります?

また、それを知ろうとして、努力したコトってあります?

この作品について
タイトル
ボク
作者
宏(hiro改,ヒロアキ)
初回掲載
週刊チャオ第50号