ビンボーチャオを追え!!
今日は大みそか。
チャオにとっては大事な日。来年に向けての金&食料集め。
全財産がたったの10円だ。
土管から出て来たチャオは、10円を持ってきた。
その後をつけようと、チャオの友だちのチャオが車でつけて来た。
「でてきましたよ。お嬢様」
「つけてちょうだい!」
チャオの友達のチャオが言った。
「でも今 あいつ、土管から出てこなかった?もしやビンボーチャオ?」
「どうやら住む場所を転々と変えているようですね。巣でも作っているのでしょうか・・・・?」
出てきたチャオは鼻歌をしながら、【おむすびころりん】のねずみがくれたでかい箱みたいな物を背中にかついでいた。
「わっ!!何あの荷物!!どこへ行くつもりなのーーーーー!?」
「市外地へもかっているようですね」
チャオはどんどん山へ向かった。
「ど・・・どんどん山へ向かっているようですが・・・・」
「いいからつけてちょうだい!!」
チャオは変な歌を歌い始めた。それで、山菜をとっていた。
「なんの歌?・・・・へんなの」
「山菜をとっているようですね」
商店街へ向かったチャオ。とれた山菜の商売を始めた。
「山菜はいらんかね~~~」
「どうやら山菜をもうけているようですね」
「・・・・・・・・」
行商ですか・・・・?
「バカバカしぃ。帰るわよ!」
チャオの友達のチャオは家へ帰った。
その後、もうけた金でパン屋へ行った。
チャオは思った。
金をもうけたからダイタンに・・・・・・・
「すいません!これで買えるだけいただける!?」
チャリーーーン・・・
だったの20円。
「フンッ」おばさんチャオはため息(?)をついた。
パサッ
パンの耳(無料)
ダイタン・・・・・・・に・・・・
完