第八十話
【侵入】
【クレイスタワー周辺】
ルトガー「・・・」
サンゴ「どうしました?ルトガーさん。あのホールが飛ばした奴がきになるのですか?」
ルトガー「ああ。念のため誰か送って始末した方がいいんじゃないかと思ってな。」
サンゴ「じゃああいつにしますか。」
ルトガー「・・アルか?」
サンゴ「はい。あいつは例の新兵器でグラビティフィールド外でも武器を使えるはずですから。」
ルトガー「・・いいだろう。ホール、アルの元に行ってアルを送ってくれ。」
アル「その必要はありません。僕はすでにいます。」
サンゴ「事前に連絡しましたw」
ルトガー「・・・いつの間に・・」
アル「というわけでホールさん。頼みます。」
ホール「まかせてください。」
ホールはフォルを吸い込んだあの渦をだす。
アル「では行ってきます。」
アルは渦に飛び込んで、消えた。
そこに・・・
???「ねぇ?あれなにかな?」
???「知らないけど面白そうだね。」
???「いこっかドリム!」
ドリム「そうだねアイス!!」
二人「突撃~!♪」
ルトガー「何!?」
ホール「しまった!!」
二人は飛び込んで消えてしまった。
サンゴ「・・また余計なモンを送ってしまいやしたね。」
ホール「申し訳ありません。」
ルトガー「まぁいい。あんなガキ共どうでもいい。」
【エッグキャリア】
フォル「ソニッ・・・ガッ!」
フォルの上に二人のチャオが落ちてきた。
フォル「・・・いってぇ・・・誰だァァ!!?」
アイス「初めまして!!あたしアイス!で、こっちが親友のドリムだよ!」
ドリム「お兄ちゃんは誰?」
フォル「俺か?俺はフォル・・・ってか喋れるってことは・・あっちの世界のチャオか?」
アイス「あっちの世界?どういうこと?」
フォル「ここは異世界だ。(つっても信じるかな~?)」
アイス「ホントに!?」
ドリム「スゴーイ!!」
ワーワーキャーキャー
フォル「・・所詮ガキか・・・」
その頃のアル
アル「・・ここは・・」
アルはステーションスクエアの駅の前にいた。
アル「・・ここにはいないようですね。海にでもいきましょうか。」
そういってアルは海にいこうと飛び上がった。
子供「ね~お母さ~ん。あのチャオヒコウタイプじゃないのに飛ぶの上手いよ~」
アル(ピシッ)
人間(母)「ホントね~ホントはヒコウタイプだったりして。」
アル「僕は・・・」
人間(母)「チャオが喋った!?」
アル「僕は・・ヒコウタイプじゃない!!」
アルはそういいながらその人間の上にいき。
アル「燃え尽きろ!!ファイアーボール!!」
巨大な火の玉を落とした。
その人間は子供を抱いてかろうじて避けたが、芝生に引火して大惨事となった。
アル「僕は・・ヒコウタイプなんかじゃない・・・」