第七十六話

【フォル完全復活！】

フォル「でりゃぁぁ！！ナックルファイヤー！！」

フォルの拳から炎が出てきて、その拳でフォルはカオスに殴りかかった。

カオス「・・・」

カオスは体を崩し、液体になって攻撃を避けた。

フォル「なに！？」

カオスはまた体を作り直す。

フォル「ならコレならどうだ！」

フォルはカオスに近づき、カオスを掴んで・・・

フォル「パイルドライバー！！」

を決めた。

もちろんカオスは飛び散った。

そしてまた破片が集まり体を作り直した。

フォル「効いてんのかぁ～？」

今度はカオスが攻撃を仕掛けてきた。

フォルに向かって手を伸ばしてパンチを決めた。

フォル「ぐっ！そんなのありかよ～」

そんなこといってる間にカオスはもう一発飛ばしてきた。

フォル「何度も喰らうかよ！」

そういってフォルはカオスの上にジャンプした。

フォル「喰らえ！ソウルナックル！」

フォルは上から下に向かって気のこもったパンチを思いっきり下にいるカオスに向かって打ち込んだ。

エッグキャリアの甲板にはものすごい地響きがおこり、煙が吹き出て、地面には見る見るうちにひびが入った。

そして煙が晴れると、カオスの姿はなかった。

フォル「いえ～い！勝利ーー！！」

だがフォルはいきなり後ろから殴られた。

フォル「・・え・・？」

フォルは普通のヒーローヒコウのヒコウ2次進化に戻った。

フォルの後ろには大きくなったカオスがいた。

エッグマン「こんなときのために用意しといたカオスエメラルドが役に立ったわ。」

フォル「く・・・そ・・・」

そこに・・・

？？？「フォルー」

フォル「？この声は・・」

テイルス「フォルー！！」

フォル「テイルス！」

フォルはいきなり元気になった・・が。

フォル「ぐっ・・」

そう、石の激痛が走った。

しかしそのとき！

海面からピンクの光をした石が浮かび上がってきた。

その光を浴びたフォルは・・・

フォル「・・・あれ？いたくねぇ・・・」

激痛が消えた。

テイルス「あの光は確か愛情の石！」

エッグマン「なんじゃなんじゃ！？」

フォル「テイルス！完成したのか！？」

テイルス「うん！完成したから渡すよ！」

テイルスはフォルのTBPを落とした。

フォルはまるでサ○ボーグクロちゃんがどっかのシーンで落ちてきたガトリング砲をジャンプしてそのまま手にはめた時のようにTBPをうまく腕にはめた。

フォル「さぁ・・・第二ラウンドの始まりだ。」