第三十八話
第三十八話【ひき逃げ】
【西クラベル街道】
フォル「さてクレイスタワーに向かってシュッパーツ!」
レスト以外「シュッパーツ!」
レスト「ここからでもタワーが見えるとは・・相当高いな。」
カイ「登るのもつらいだろうな~」
メタル「エレベーターとかあったらなぁ~」
バース「あったら嬉しさのあまりに気が抜けるな。」
エルフィス「上に敵がいるかもしれないのに気が抜けたら駄目でしょ。」
フォル「まぁそういう話は着いてからにしようぜ!」
レスト「たしかにな。」
~~10分経過~~
カイ「・・・全然近づいてない気がする・・・」
フォル「気のせいだ。」
バース「そうだ。」
メタル「気のせいじゃないかと・・・」
エルフィス「砂漠にいる気分・・・」
レスト「これぐらいじゃ、砂漠とは言えないな。」
そんな中、後ろから何かが近づいてきた・・
カイ「ん?何この音・・ふぎゃ!」
何かがカイをひいた。
フォル「なんだあれ?ぐわっ!」
フォルもひかれた。
メタル「二人共だいじょう・・いたっ!」
メタルもひかれた。
一方ひいたやつらは・・
???1「今なんかひかなかったか?」
???2「気のせいだろ。」
???3「気のせいかな・・・?」
ひき逃げの三人はそのまま行った。
フォル「・・・ぶっ殺す!!!!!!!」
フォルは立ち上がり飛び立とうとしたが・・
ズキン!
フォルの羽に激痛が走った。
フォル「いてーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
カイ「ど・・どうしたの・・?」
フォル「羽がーー!!羽がーーー!!」
バース「・・大丈夫か?」
レスト「おそらくマフィアアジトでやったクロスバーニングの向きを変えるという行動のせいだろう。」
エルフィス「あれ・・結構羽に負担がかかってたんだ・・・」
レスト「しばらく飛べないな。」
フォル「そんな・・・」
メタル「う~ん・・は!あの機械は!」
カイ「僕らをひいた奴が乗ってた奴のこと?」
メタル「うん、あれは・・EXギアだ!」
フォル「そりゃ早いわな~」
カイ「どうする?」
メタル「石どっかにない?」
エルフィス「はい、でもどうするの?」
メタル「でりゃぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
メタルは石を投げた。
???1「ん?なにあれ・・?」
ガツン!
石は???1のEXギアに直撃した。
???1「うわっ!や・・やべっ!」
???「大丈夫か!?ライド!」
ライド「あ・・これ墜落だな・・ルゥ、魔法で何とか・・」
ルゥ「ここグラビティフィールドじゃないよ・・」
ライド「レイ!」
レイ「だからグラビティフィールドじゃな・・」
ガツン!
レイのEXギアにも直撃した。
レイ「マジかよ・・・」
ルゥ「えぇぇぇ!?僕どうすればいいの!!?」
ライド「お前はそのまま行け!俺らは走る!」
ルゥ「そんなことできないよ!!」
ガツン!
三人「あ・・」
ライド「全」
レイ「滅」
ルゥ「だね。」
ドカーン!
そのころのフォル達・・
フォル「いくらチカラタイプっていっても・・」
カイ「あれはありえないよ・・」
エルフィス「しかも・・コントロールもすごい・・」
バース「あんだけ早く動いてる奴に全弾命中させやがった・・」
メタル「アハハ・・・」
レスト「とにかくあいつらのところに行くぞ。」
三人のところに到着・・・
ライド「いてて・・」
フォル「おい。」
ライド「あ・・やべ・・」
ルゥ「う~ん・・どうしたのライド?」
ライド「逃げろ・・ルゥ・・」
ルゥ「え?」
レイ「いててて・・どうし・・あ・・」
ライド「逃げろ・・このヒーローチャオ・・殺気がすごい・・」
ルゥ「・・ホントにヒーローチャオなの?」
レイ「こうなったら・・戦っちまえ!!」
三人「グラビティフィールドオープン!!」
フォル「バース、準備は?」
バース「いいぜ。」
二人「殺るか。」
~~余計な話~~
フォル「ぶっ殺す!!!!!!」
カイ「あ、二回目。」
バース「本文で一回、余計な話で一回。」
メタル「計二回。」
エルフィス「それはどうでもいいと思うけど・・」
~~余計な一言~~
ライド「何でこんなことに・・」