二十二話
    二十二話 「友との別れ。抑えきれない怒り。」
チャオウを倒したジュンと合流した俺達は、ついに龍虎との最終決戦を始めようとしていた。
龍虎   「フッフッフッフ・・。」
龍虎が笑っている・・。こうなる事を予測していたのか?
ネード  「龍虎様、こちらの準備は整いました。いつでも発射できます。」
いつのまにかネードが立っている。何だ?準備って?
龍虎   「よし、エネルギー充填開始!」
チャオウォーカーの口(?)のあたり一体に空気の塊みたいなのが集まっている。
龍虎   「今から、ある場所を砲撃する。その場所は、かつてチャオウが攻め入り、2匹のチャオを捕まえたという記録がある。」
ジュン  「なん・・だと・・?」
ジュンの様子がおかしい。いつもとは様子が違う!
チャネル 「どうしたの?ジュン!」
ジュン  「……………………。」
この様子からするに、砲撃する所って言うのはジュンの故郷だろうな・・故郷!?
チャロウ 「準備完了です。カウントダウン、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1・・0!」
龍虎   「撃てーーーーーーーーーーーーーー!」
龍虎の声と共に、さっきの塊がジュンの故郷があるらしい場所に向かって飛んでいこうとしたとき、何かがその飛んでいくものを止めようとしていた。
ジュン  「やらせるかーーーーー!」
ジュン!無茶だ!俺は思ったが、声に出ない。
チャミル 「無茶だよ、お兄ちゃん!早く戻ってきてよ!」
チャミルもそう訴えてる。
ジュン  「今戻ったら、この弾は俺の、いや俺とお前のふるさとに向かって飛ぶ。そうすると、俺たちの帰る場所がなくなってしまう。」
ジュンはそう説明した。俺はチャミルのほうを見た。チャミルはそれでなっとくしたのか、
チャミル 「うん。わかった、でも絶対負けないでね。色々案内してもらうから。」
ジュン  「ああ、任せとけ!モードチェンジ!シールドブレイカー!」
ジュンの体がひかったかと思うと、盾にしきつめられたジュンがいた。だが、次第に押され始めた。
ジュン  「チャルス、チャネル、ユウ。チャミルを・・、よろしく・・頼む・・。」
ジュン  「大丈夫だ。案内はしてやるからな・・。チャミル。」
チャミル 「お、お兄ちゃん?」
チャミルがそう言ったと同時にジュンと弾は、かなたへ飛んでいった。
チャルス 「龍虎!もう怒ったぞ!ジュンの弔い合戦だ!」
ジュン  「まだしんでねえよ!」
チャミル 「よ、よくも兄ちゃんをあんな目に…。許すもんか!」
龍虎   「相手をしてやる!ネード!チャロウ!行くぞ!」
二人   「はい!」
ジュンは一体どうなるのか?そして勝負の行方は!?次回、「決着、それぞれの思い。」
よろしく!

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