第32話 残酷な殺し屋と冷酷な刀使い
今日はこれが最後・・・かな?お楽しみはまた来週!w
バトルは最終バトルに突入する。
この勝者は・・・フェリルVSウィズの勝者と準決勝であたることになる。
ラッキーなブロックだ。
レギオンVSツルギ。
今大会最大の名勝負だった。
レギオンは残酷な殺し屋。
誰だろうが殺すのが彼だった。
ツルギは冷静な賞金稼ぎ。
命令であれば殺す時もあれば、殺さないときもあれば、ただたんに捕らえるだけの時もある。
一回戦ではレギオンは秒殺、ツルギは速攻で降参に追い込んだ。
この二匹の戦いはどうなるのか・・・
レギオンはロッカールームにいた。
「フフフ・・・ツイニましナヤツト戦エルノカ・・・」
レギオンはかぎづめを見た。
「コイツデ・・・殺ス!」
ツルギもロッカールームにいた。
「この勝負は・・・負けられないな」
ツルギは刀を見た。
「ヤツを殺すために・・・今までどんなに苦労したことか」
ツルギは3丁カタナをベルトにさげ、フィールドへむかっていった。
やっぱり階段で躓いた。
「ぎゃっ」
コケルw
「ウィズもこけたな・・・」
改めてフィールドへむかっていった。
そして二匹がフィールドにでてきた。ツルギが何故か慎重に歩いている。
「あいつ、階段でこけたな・・・」
通りかかったウィズがブルーイに話しかけた。
「マジ?」
「オレハ優勝スル!」
レギオンはかぎづめをツルギにむける。
「僕はお前を殺す」
ツルギは刀を肩の上までもってきてそこで手を曲げる。刃先はレギオンのほうにむいている。
PSOでいえばアギトやサンゲだ。
「ヴァトルスタートなんだよ!」
審判、何故かキレている。
ツルギはスタートした直後、レギオンに飛び掛った。
縦斬り、横斬り、突き、横斬り、素早い連続攻撃・・・ものすごい連続攻撃でレギオンを攻める。レギオンは全てを受け流す。
「ソノ程度」
レギオンは手から矢を発射する。だがツルギはこれを余計な動作のない振り方で斬り落とした。
レギオンがツメをふる。ツルギは受ける。
重いレギオンの攻撃と、ツルギの軽く素早い攻撃。どちらが制するのはわからなった。
レギオンの重い攻撃が、ツルギの刀に当たったとき、ツルギは刀を前に押し出し、レギオンを跳ね飛ばした。
「マダ俺ハちからノ半分モダシテイナイゾ」
レギオンが笑う。
ツルギが首をかしげる。
「それはどうかな?じゃあその汗はなんだ?」
レギオンは汗をかいていた。
「・・・」
レギオンは答えない。
「はっ、強がっても無駄だ、レギオン総督」
ツルギはさらに襲い掛かった。
ツルギの連続攻撃はいつになってもとまらなかった。どんどん威力を増す。
レギオンはもう攻撃を横にながすことでしかできていなかった。
こいつは強い。
レギオンは技を発動した。
「デススラッシュ!」
赤い刃がツルギに襲い掛かる。ここでツルギははじめて連続攻撃をやめ、後ろにさがった。
攻撃はあたらなかった。
レギオンは連続で技を発動することにきめた。
「ダーク・マシンガン!」
エネルギー弾がたくさんツルギにとんでく。ツルギは動かずにそこで全て弾を消滅させた。
レギオンはためらわない。
「アーククラッシュ!」
闇の竜巻が起こり、ツルギに向かう。ツルギは少し構えて、それを切り裂く。
「デススラッシ
「サドンデスクラッチ!」
レギオンが発動する前にツルギは素早く宙にとび、紫のプラズマを刀に纏わせると、それをレギオンにむかって上から下へ振りおろした。
レギオンの赤い刃とツルギの紫の刀があたった。STAR ○ARSみたいである。
レギオンが力でねじ伏せようとしたが、ツルギは敵の腕を蹴り、刃が上をむいたところで、技を発動した。
「レックスクラッチ!」
今度は黒いプラズマが発動され、横に斬る。
刀はレギオンの両腕を切断した。
「ナ・・・ナニ!?」
レギオンは倒れた。
立ち上がろうとするところに、ツルギが刀を突きつける。残りは細かい行動だった。