ああ、いつになったら終わるんだ？

　　　―注意書き―


この物語は殆どフィクションです。

僕が書いてる小説とは何の接点もありません。

感想は平和という名の終着点の感想コーナーにお願いします。

この小説のチャオはリアルな強さです。見た目通りの。


以上を踏まえて、お読み下さい。ではスタートです。

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10月某日　天気　曇り


ケン「つまらん。早く帰ってこ○亀読みてぇ・・」

俺の名前はケン。13歳だ。中1。ここはチャオワールドにあるチャオ中学校。言っとくが幼稚園とは全く違う。
普通にＸとかＹとか勉強に出てくるし、部活だってある。因みに俺は帰宅部ね。
どーでもいいかもしれないけど、俺はＤＲＲのピュアだ。成績はハッキリ言うと低い。これじゃあ高校も行けるかわからん。


コウタ「おい、早く行かないと怒られるぞ。体育館。」
ケン「ん？ああ、ったく、合唱発表会なんてやんなくてもいいんじゃねぇか？」

俺は体育館履きをロッカーから出して、友達のコウタと体育館に向かった。
今は5時間目、合唱発表会が月末に迫ってるから歌の練習だ。しかも6時間目もぶっ通しでやる。そんなにやったら喉が潰れて本番歌えなくなるっつの。
あと、コウタはＮＲＲのピュアね。


体育館に着いたら、体育館のステージの上に並べられた。あぁ、早く帰りてぇ。俺の組は一組だから、歌うのも最初だ。ベタにも程があるな。
畜生、思わず今年流行語大賞になるであろうオカマ達がよく使う言葉を連発したくなってきた。



　　　　―6時間目―

この野郎、歌うのは2回で済んだが、他の組が歌ってるのを見なきゃいけないって事で自分達が歌った後ずっと体育座りだった。おかげで腰が痛くなった。
え？チャオに腰なんてあったっけ。体育館を2年生が使うらしいから俺達は音楽室に移動した。


　　　―教室―


・・・・もうどんだけ～！！おっと、あまりの疲れについ我を忘れたみたいだ。
音楽室では4回は歌ったかもしれない。たかが4回、と思いきや、さっき長時間座っていたせいで腰が痛くなっていた為、相当な苦痛だった。
最近背中の骨が痛い。何で？
いや、ちょっと考えてみろ、チャオにそもそも骨はあるのか？何度も言うように腰はどこにある？不思議でならない。
因みにチャオ中学校では保険の授業は無い。



え？教室で4時まで歌う？え？今何時？3時40分？


ギイィアグュイオオイジョオオグガアアアガガ（チャオの見た目からはとても想像できないようなうめき声）


はぁ・・・・腰が痛てぇんだよ、こっちは。いつになったら終んだよ。全く。



　　　　　―放課後の帰り道―


や・・・・・やっと終わった・・・多分今死人みたいな顔してるだろうな、俺。今俺は校門の目の前にいる。何か歩くのもしんどい。


コウタ「おーい、ケンー。まだやるってよー。歌の練習。教室に戻るぞー。」



　　　　　　　　　　え？



！？あはは、道路の向こう側にお花畑が見えるよ？何かあそこに行きたくなってきたー★

コウタ「ほら、死人みたいな顔してないで行くぞ！」

コウタは倒れ掛かってる俺を引きずって行った。


ああ、いつになったら終わるんだ？

早く帰ってこ○亀を・・・・バタッ



　　　　　　完。