クエストⅠ~飛び立ちの章~
~『B・C・C』(バトルチャオクエスト)クエストⅠ~
【飛び立ちの章】
とある町の外れ、そこに一人の少年が住んでいた。
そのチャオはN・Nタイプである、何をやっても中途半端
そんなお陰で町のチャオからは虐められ、友達と言えば山・川などの自然である。
【???】「クア~~~良く寝たのだ。え~今日は快晴、快晴なり~鳥さん今日もオハヨウなのだ。」
一人の少年が目を覚ます。すると下の階から声が聞こえてきた
【ルフィス】「こら!チャオス早く来なさい、今日は貴方にとって大切な日なんだから。」
【チャオス】「・・・・・・・・・・・・・え。なんだっけ」
少年は考えている。流石に目覚めたばかりである何かあったのだろうか
【ルフィス】「全く、昨日。『神の塔へ上りに行って母さんを幸せにしてあげるよ』
とか言って覚えてないの?それだったら天国へ行った父さんも浮かばれないよ。」
【チャオス】「父さん・・・。」
どうやら、この少年の父親は死んでしまったようだ。
しかし、どうしてこんな事になってしまったのか、では、少し前の事を話してみよう。
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実はチャオス5回目の誕生日の時、神の塔が出てきた。
そして、チャオスが幼き日、父親は神の塔へと上っていった
【チャオス】「おとうしゃん、何処に行くの?」
【ヴァオス】「え・・・チャオス。お前を幸せにしに行くんだよ。」
【チャオス】「そうなの、じゃあね~いつ帰ってくるの?」
【ヴァオス】「・・・とうさんは、もしかしたら帰って来れないかもしれないんだ。その時は母さんと一緒に暮らすんだよ。」
【チャオス】「おとうしゃんそれってどういう意味?」
【ヴァオス】「いずれ、大人になれば分かるさ。」
すると玄関のドアを開けて、消えてしまった。
【ヴァオス】(・・・チャオス、強くなるんだよ。)
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それから、ヴァオスの姿を見たものは居なくなった
そう、神の塔に挑んだ者達と同じ様に。
【チャオス】「そんな事は無い!オラは神の塔へ上ってしあわせになるんだ!」
【ルフィス】「それなら、さっさと行ってきなさい!」
~~~~~~~~~~~~3分後~~~~~~~~~~~~
【チャオス】「装備万端、いってきまーす。」
こうして、チャオスは旅に出た。
【ルフィス】(父さん、息子は貴方と同じ道を歩んでいます。)
『~END~』
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